今回訪れたのは、ワイワイ系に分類される「レッドドラゴン神戸」である。

このお店は、心斎橋に本店を構え、尼崎や京橋にも系列店を展開している勢いのあるグループだ。
(ただし、神戸と名乗りながら、実際には西宮にある点には注意が必要である)

ハプバー経験の浅い私は、前回しっとり系のハプバーを訪れたため、今回は趣向を変えてワイワイ系を選んでみた。

そして、ワイワイ系を選ぶのであれば関西で最も勢いのあるグループを、ということでレッドドラゴン神戸を選んだのである。

ホームページやエックスには刺激的なイベントや画像が満載であり、非日常的な刺激を求める男子は見ているだけで胸が高鳴ってくるだろう。

一方で、人見知りな自分が、単独で訪問して馴染めるのかという不安も抱いてはいた。

しかしながら、実際に経験してみないことにはわからないもの。
アラフォーは守りに入ってはならない。

この記事では、実際に来店してみて、私が感じたことを中心にまとめている。
実際にハプニングがあったのかどうかを含めて、参考にしていただければ幸いである。

入店までの流れ

レッドドラゴン三宮は2024年にオープンしたまだ新しいお店である

システムの詳細はホームページを確認してもらいたいが、概要は以下の通り。

店名REDDRAGON三宮(レッドドラゴン三宮)   
住所兵庫県西宮市池開町1-1
付近から電話確認
電話0798‐49‐5503
営業時間  1部11:00~19:30
2部19:30~24:00
3部23:00~11:00
男性料金ハプニングコース利用の場合

入会金:5,000円

1部:5,000円
2部:5,000円
3部:5,000円

ドリンク2杯付き
各部からの延長1時間につき1,000円
各部への切替は5,000円
持ち物顔写真付き身分証+保険証

他のハプニングバーと同様で、顔写真付きの身分証と保険証がないと入れないので、忘れないようにしたい

とある平日の夜に

実際に訪問したのは、12月の寒い平日の夜である

ハプバーを訪れるのは、金曜日の夜または土日がおすすめだが、私は仕事と家庭をもつ身なので、週末は外に出ることが難しい。特に12月は色々と予定が埋まっており、平日しか時間がとれなかったのである。

そのため、お店のホームページを毎日のようにチェックをし、来店の機会を伺っていた。

遅くまで予定されていた仕事が早く終わったその日、来店予告掲示板を確認すると、女性の書き込みが3、4件あったため、これはチャンスと思い、私も来店の書き込みを済ませた。

なお、様々な意見はあると思うが、酔った勢いで初めてのハプニングバーを訪問するのはおすすめしない

そもそも泥酔状態での来店は断るとホームページにも書いてあるし、お店の雰囲気、他の客との会話等、神経を研ぎ澄まして対応していく必要があるように思うからである。

なによりも、あなた自身が、周りからの評価を受けることになることを忘れてはならないのだ。

いざ入店

最寄り駅は阪神線の武庫川駅だが、駅から少し離れていて、電車で行くとなると少し不便かな?と感じる。
(お店付近には安い駐車場が多くあるので、車利用もおすすめである。)

住所詳細はホームページ上は伏せられており、初めて訪問する場合は電話で確認する必要がある。ただ、お店自体は高架下にあり、看板も出ているので迷うことはないだろう。

兵庫医大病院や閑静な住宅街が近くにあり、実際にお店付近に着くと、こんなところに本当にあるんだ!とちょっと驚く。

そして、雑居ビルの階段を上がり、緊張しながら2階のお店の扉を開くと、店内の視線が一斉にこちらに向けられた。
(今まで入店したハプバーでは、店内に入る前に受付があり、扉を開けてすぐに店内が見渡せることはなかった。)

そこで目に入った光景は、男、男、男、男、男、

男だらけだったのである!
実際に、店内には店員一人と男性客が5、6人いるのみであった。
(この状態を男祭りと呼ぶらしい)

この状況に一瞬戸惑いつつも冷静を装い、カウンターに座って店員さんから話を聞く。

このタイミングで、会金5,000円と入店料5,000円の計10,000円を支払い、注意事項の説明を受けた。
(顔写真入りの身分証明書と保険証もここで確認される。携帯で写メして記録しているようだった。)

記憶に残っている注意事項は以下の通り。

  • バースペースは下着まで。いちゃいちゃ程度はOK
  • 4、5階に上がる場合は、店内の全員に〇〇〇を見せる

他にも細々した注意事項はあるのだろうが、他のハプバー経験があることを伝えると、さらっとした説明で終わった。

もらった会員証はこんな感じ。

なお、店員さんの外見はチャラく、ため口で接してくるが、嫌な感じは持たず、こういった世界で働いている人特有の愛嬌のようなものを感じた

店内の雰囲気

店内の雰囲気

改めて店内を見渡すと、これまで訪れたハプバーとずいぶん雰囲気が異なる。

正直に言ってしまえば、「ガチャガチャしている」。
(ただし、私が訪問した後に改装されているようなので、少し変わっているかもしれない)

個人的なハプバーのイメージは、お洒落な感じや、清潔感、高級感を意識しているものだった。

実際にお洒落かどうかの話はおいといて、そう見せようとしているのが感じられるのだが、こちらの店ではそういった類の印象は全く受けなかった。

もちろん、これは私の主観的な話であって、系列店なだけに「レッドドラゴン」としての世界観を反映したお店作りをされていると思うし、人によって感じ方は変わってくるのだろう。

なお、店内では靴を脱ぐ必要があるが、靴箱は店内にむき出しの状態である。

また、ロッカーはなく、鞄は室内の棚に入れるスタイルだ。

他のお客さんについて

客層はとても若く感じた

お客さん5,6人中、30代一人、40代一人、あとは20代といったところか。

また、雰囲気としては、私と同じサラリーマン風が一人いる以外は、そこらへんの安い居酒屋にいる若者という感じ。
(もちろん、私も大衆居酒屋が似合うサラリーマンなので、その表現に悪意はない)

店内のバースペースでは携帯が触れるようで、みんな携帯をしながら他愛ない会話を交わしていた。

実際にハプれたのか

結論から言えば、否である。

なんせ男しかいなかったし、仮に、その後に女性が1人、2人来ても、私がハプれることはなかっただろう。

私がハプれるかどうかはさておき、女性が一人来たとして、あの雰囲気から店内が盛り上がっていったとしたら、店員さんや他の客の力量はすさまじいものがあるだろう。
(仮の話をしても仕方ないのであるが、、、)

そんな状況であったが、私は近くの男に情報収集を兼ねて話しかけてみた。

その男によれば、普段は大阪にある別のハプニングバーに通っているとのことだった。

そして、こちらのお店にはオープン時に数回きていたが、客が少ないため現在は足が遠のいているとのことだった。

この男の話が、この店の現状を物語っているのではないだろうか。

また、まずまずの人数の女性の来店予告があったが、一人もいないことに関して話を振ってみると、

「まあ、あくまで予告だから、実際に来たらラッキーくらいじゃない?」との返答だった。

当時の私は、この発想は持ち合わせていなく、自分の未熟さを感じた。

その後に別のハプバーを回る中で聞いた話では、「女性客を装って書き込んで、それに釣られる男性客をみて楽しむ愉快犯」や、「男性客を寄せるために新規女性の書き込みを行っている悪質なお店」もあるらしい。

今回、女性が一人もいなかったことに対して、どういった背景があったのかは知る由もないが、「書き込みを期待し過ぎてはならない」という、よい教訓となった。

まとめ

今回、平日の夜にレッドドラゴン神戸に行ってみたが、結果的にはハプれなかった。

ただし、

  • 寒い平日の夜であった点
  • 店員はチャラいながらも、こういうタイプが好きな女性も多いのだろうと感じる点
  • フランチャイズ展開している勢いのあるグループである点
  • 兵庫県には、ここと尼崎店しかハプバーがない点

これらを考えれば、今回の訪問は、タイミングが悪かっただけといえるかもしれない。

ハプバーを楽しめるかどうかは「お店選び」と「タイミング」が重要である。

また、一回の訪問でどうこう判断せず、何度か通ってみる根気も必要であろう。

でも、こちらのお店に再訪するのであれば、別のお店の新規開拓を優先させるかな。

肌感として、私には合わないお店だと感じた。

こういった感覚も実際に訪問しなければ得られないものであり、よい経験になったとポジティブにとらえている。

みなさんも気になったら、まずは行動に起こしてみてほしい。

ネットにある情報よりも、はるかに濃厚な情報が手に入るだろうから。

最後に、私からのアドバイスとしては、ワイワイ系のお店を探していてレッドドラゴン三宮に行くことを決めたのであれば、金土の晩といった人が多く集まる日を選ぶとよいだろう、ということである。