アラフォーともなると、日々の生活はマンネリしてくるのが常だ。
そんな状況を打開するために、自分から刺激に触れていくことが、人生の後半を豊かにしていくことにつながるんじゃないかって思ってる。
「カップル喫茶」という言葉は聞いたことがあっても、実際に足を踏み入れた人は少ないだろう。
今回、既婚女性を説得して、大阪にあるカップル喫茶「KUJIRA」に行ってみた。
その扉の向こうには、どんな世界が広がっているのだろうか?
リアルな体験談をお届けしたい。
KUJIRAとは
KUJIRAは営業20年を超える老舗のカップル喫茶で、谷町九丁目駅付近にある。
ハプニングバーとの違い
同じような業種と思われがちだが、以下のような違いがある。
- カップル喫茶はカップルでのみ入店できるが、ハプニングバーは単独でも入店可能
- カップル喫茶はカップル単位での対等な関係を主とするが、ハプニングバーは様々な性癖をもつ人たちが集う場所である
カップル喫茶はカップルでのみ入店可能なので、単独で入れるハプニングバーより敷居が高い。
一方で、カップル喫茶は、相互鑑賞やスワッピングへの敷居は低い。
色んな相手と自由に話したり、ワイワイやりたいのであればハプニングバー、カップル単位で様々な刺激を受けたいのであればカップル喫茶が適している。
それぞれのお店によっても異なってくるだろうが、だいたいこんな感じだろう。
また、カップル喫茶ではパートナーとの愛が深まるという意見もあるが、実際体験してみて、私にはうーんって感じ。
相手を本当に愛しているかどうかっていう要素も重要なのだろうけど。
KUJIRAのシステム
利用料金などの詳細はホームページを確認してもらいたいが、概要は以下の通り。
店名 | KUJIRA |
住所 | 大阪市天王寺区上汐3‐8‐21 ワンダー2ビル701 |
電話 | 06‐4400‐4752 |
営業時間 | 火~土曜日 19時~25時まで (入店受付24時まで) 日曜日 13時~20時まで (入店受付19時まで) 月曜日定休日 |
利用料金 | 入会金:6,000円(2人で) 入店料:7,000円(2人で/2ドリンク付) |
持ち物 | 身分証明書 (名前、生年月日、住所が入ったもの) |
実際にお店に着くと、店員さんが出てきてくれて、利用規約の説明と入会申込書の記入を行う。
なお、パートナーの目の前でがっつり身分証の確認をされるので、注意が必要である。
私は、名前も年齢も住所も偽っていたので、相手を不機嫌にさせるという幸先が悪いスタートとなってしまった。
このような男女関係は、お互いに信頼できることが重要であるため、噓をついてしまっている場合は事前に相手に伝えておいたほうがよいだろう。
彼女をなだめつつ、入会金6,000円と入店料7,000円の合計13,000円を支払い、いよいよ店内に入っていく。
店内の様子
店内の雰囲気
私たちカップルが店内に入ると、すでに他のカップルでカウンター席が埋まっていた。
すでにガウン姿でくつろいでいるカップルもいて、なかなか刺激的な光景である。
ホームページ上では、「夜景の見えるBAR」とか、「綺麗・清潔・安心のハイクオリティーなお店」といった文言が並ぶが、実際に訪れてみると、年季を感じる部分はありつつも、清潔な空間だと感じた。
そして、ビルの7階にあるので、店内の窓からは確かに夜景も見ることができる。
まあ、あくまで上本町の夜景ではあるが、、、
店内は、「バースペース」、「プライベートスペース」、「フリースペース」に分かれており、想像していたよりも広々としている。
ホームページの店内紹介では、それぞれのスペースの写真を確認することができるが、実際に訪れるとイメージとのギャップはあまり感じられなかった。
参考までに簡単なフロアマップを載せておく。

「プライベートスペース」はレースのカーテンで仕切られており、完全な個室ではないものの、薄暗い空間で、ほどよいプライバシーが確保されている。周囲を見渡すこともできるため、適度な緊張感と開放感が同居する空間だ。
「フリースペース」は、バースペースから直接つながっていて、入口はカーテンで仕切られているのみである。
そのため、バーだけの利用でも独特の雰囲気は味わえるだろう。
(もちろんあの声も聞こえる)
最終的には男女ともにガウン姿で過ごすことになるので、お店全体が非日常感につつまれていく。
刺激的な体験を欲しているカップルには、ぜひ訪れてほしい空間である。
他のカップルについて
その日の掲示板には、3、4組程度のカップルが来店予告をしていたが、実際に訪問すると、倍ほどのカップルがいたように感じる。
店内に入り、バースペースに進むと、バーカウンターは埋まっていたため、私たちはテーブルに案内された。
テーブル席からは夜景が見えるのだが、やはり、他のカップルに視線が移ってしまう。
想定外に若いカップルが多く、大半が30代半ばまでのカップルだと思われ、20代のカップルもいた。
さらに、街で見かけても目で追ってしまいそうなレベルの綺麗な女性もちらほら見かけられる。
ただし、パートナーの目の前で他の女性を視線を送ると、すぐに気づかれるので注意が必要である。
こういったお店に来ていたとしても、嫌がる女性は多いのだ。
実際の体験
店員さんからのアドバイス
私たちは、案内されたテーブル席でビールをしばらく飲んでいたが、カウンターが空いたため移動した。
そこで、店員さんにいくつか気になる点を質問させてもらった。
記憶に残っている話としては、
- 30代40代がボリュームゾーンだが、週末は新規の若いカップルも多い
- 初めての来店であれば、自分たちのペース(特に女性のペース)を大事にするべき
- もしフリースペースに行くのであれば、早めにいったほうがよい。周りがどんどんスワッピングをし始める状況になると、初心者がルームに入っていくのは気おくれしてしまう
たしかに、バースペースでお酒を飲みながら躊躇している時間を過ごすなら、思い切ってプレイに入ってしまったほうがよいかなと感じた。
プレイルームに他のカップルが少ないうちなら、そこまで周りが気にならないし、一度プレイを済ませておけばお互いの緊張もほぐれる。
また、プレイ後であれば、気乗りしない他カップルからの誘いも断りやすくなると感じた。
まずはプライベートスペースへ
お互いにビールを2杯飲み干した後、「それではいこうか」と、シャワールームに向かう。
(シャワールームはカップルで同時に入る)
パートナーが緊張していると、誘うタイミングが結構難しいので、「飲み物を〇杯飲み終わったらいこうか」など、あらかじめ決めておけば、相手も心の準備ができるだろう。
体を洗ってガウンに着替えた後、まずは「プライベートスペース」に向かう。
「プライベートスペース」には、二人が寝ころべる程度の広さの簡易的なベッドが5、6台ほど用意されていて、レースのカーテンで仕切れるようになっている。
照明は薄暗く、カーテンを閉めてしまえば、周りからの視線はあまり気にならない。
ただ、がっつり覗こうと思えばある程度は見えてしまうので、視線が気にならないかどうかは人によるかもしれない。私のパートナーは「それなりに気になる」と言っていた。
私たちがいちゃいちゃしていると、他のカップルも一組、二組と入ってきて、それぞれプレイを始めた。
他のカップルとの会話やコミュニケーションは一切禁止のスペースではあるが、他のカップルのひそひそ声や喘ぎ声は当然聞こえてくる。この状況にいつも以上に興奮している自分を感じた。
ここでは挿入までは至らず、「せっかくなのだからオープンスペースに行ってみようよ」とパートナーを誘う。
彼女は、「絶対に他のカップルと交流しないのであれば」と承諾。
少々残念な気持ちになったが、もともと「スワッピングまではしない」ことを約束していたし、無理をせず、相手の気持ちを優先することが重要である。
そしてオープンスペースへ
「オープンスペース」に行くと、すでに3組のカップルが行為を始めていた。
私たちは周りとの距離を保ちながら、部屋の隅に場所をとった。
時間が経つにつれて、カップルが次々と「オープンスペース」に集まってきて、気が付けばすぐ隣にも別のカップルが位置取りしていた。
私たちは割と早いタイミングで「オープンスペース」に入ったので、先行するカップルの様子を見ながら、行為を進めていった。
壁にもたれ座った状態でフェラをしてもらっていると、パートナーの視線は私の股間に集中していたので、チャンスと思って視線を彼女から外して周囲を見渡す。
周囲には同じようにフェラ中のカップルが多くいて、女性陣の背後が丸見えだった。
私は女性のくびれからお尻のラインを見るのが好きなので、その光景にさらに興奮を掻き立てられるのを感じた。
そんな中、特に目を引くカップルがいた。
早々に挿入に至り、女性の喘ぎ声が部屋中に響いていた。
見られると興奮するのだろうか。
さらには部屋の入口辺りで立ちバックを始めるなど、その大胆さが印象的であった。
その影響もあってか、自分もパートナーの中に入って腰を振っていると、すぐ隣のカップルの男性から話しかけられた。
しかし、女性の外見は私の好みではなかったし、彼もまた私のパートナーのタイプではなさそうであったので、やんわりと会話を終わらせた。
もし魅力的なカップルであったなら、「相互鑑賞」や、自然と次の展開へと進んでいたかもしれない。
結局、隣のカップルの誘いを断ったこともあって、「オープンスペース」を後にして、「パーソナルスペース」で、パートナーと二人だけの時間を楽しんだ。
実際に行って感じたこと
今回、初めてカップル喫茶に行ってみて、何組ものカップルが行為に及んでいるという光景を目の当たりにした。
私としては、こういった非日常な状況に興奮したし、スワッピングまで経験してみたいなと率直に感じた。
「スワッピングはしない」とパートナーと約束をして訪れたわけではあるが、長時間お店にいれば、そのチャンスは生まれていたかもしれない。
ただし、私たちカップルは一回した後、なんとなく退店しようかという雰囲気となり、お店を出ることになった。
滞在時間は2時間あったかどうかだろう。
なお、今回一緒に訪問したパートナーのことは、愛しているかといったら愛してはいない。
お互い既婚者であるという関係上、相手を本気で好きになるといったことは私には考えられない。
時間やお金など、様々な制約があるのでどうしても100%楽しめることはないし、そもそも子供が何より大事だと感じているから。
(どの口が言うてるねん、と突っ込まれそうだが、それでも私にとっての事実である)
実際に体験してみて、本当に愛している女性と「カップル喫茶」に来れるかというと疑問が生じる。
おそらく私はそれは嫌なんだろうな。
本当に好きな女性は独り占めしたいから。
そういった点において、私のスワッピングの興味は、単純に好奇心からくるものなのだろうと思う。
となると、今後、スワッピングができる相手ができたとしても、すぐに飽きてしまうのではないかとも感じる。
まとめ
今回、カップル喫茶である「KUJIRA」に初めて訪問してみた。
そこでは、多くのカップルが性行為をしている世界が実際に広がっていたし、二人ともに気持ちがあれば、スワッピングまで進むのも容易であろう。
もし興味を抱いているのであれば、一緒に行ける相手を探して訪問してほしい。
行って損はないはずだ。